地震から“命を守る”家具の配置、必ず備えて置くべき物
こんにちは。㈱Rayoflightの木村です。新生活が始まる時期ですね。
家具の配置などについて参考にしてみてください。
家具を配置する際に注意すべきこととして、今村先生は「揺れる方向はいろいろな状況があるので、さまざまな方向から(揺れが)来ても倒れないようにするのが大切」と言います。
また、揺れたあとにドアが閉まってしまい、外に逃げることができない状況にならないためにも、「ドアの周りにいろいろな物を置かないことがポイント」とアドバイス。
市販されている転倒防止の金具やサポート器具を活用するなどして、「床から天井までフィックス(固定)する。空いているところはダンボール箱で埋めていただいてもいいかと思います」と今村先生。
震度5くらいの地震で、家具などが倒れる恐れがあると言われているなか、最近では震度5の地震の発生は珍しくありません。それだけに、今一度自宅の家具は転倒しないかどうか、ドアの周りに物を置いていないか、確認しておきましょう。
そして、家具の安全な設置が終わったら「家で必ず備えておいてほしいものがある」と今村先生が声を大にしていたのは、非常食。「基本的には3日分なんですが、首都直下とか広域で大きな地震になりますと1週間分を目安に。基本的には水が必要です。食べ物に関しては、長持ちするもの、バラエティ豊かで、栄養にいい物もいろいろとある」と言います。
最近では、さまざまな非常食が開発されており、水やお湯を注ぐだけで食べられるアルファ米は、白米に限らず、ピラフやチャーハン、五目ご飯などたくさんの種類があり、加熱機能付きのご飯パックも市販され、ガスや電気がなくても温かい食事をとることができます。何を買えばいいのか迷われている方は、非常食のセットもありますので、購入して非常時に備えましょう。
また非常食のほか、持病などを持っている方は「薬」の備えも大切、とも。今村先生は「非常食や非常時の持ち出し品など、必要な物をチェックリストとして準備していただければ」と呼びかけていました。
これらの備えに加え、家の周りがどのようになっているのか、歩いて地震や災害があったときの避難経路を確認したり、ハザードマップを見たりしておくことも大切です。TOKYO FM「防災FRONT LINE」2020年4月4日(土)放送より引用
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