「赤と白の格子模様」は津波警報…聴覚障害者らに知らせるデザイン決定
海水浴中の聴覚障害者らに津波警報の発表を知らせるための旗のデザインが「赤と白の格子模様」に決まった。気象庁が13日発表した。警報が出た場合、海岸からライフセーバーらが旗を振ることを想定しており、今夏の海水浴シーズンから全国の自治体に使用を求める。
津波警報の伝達方法について、国は省令で「鐘やサイレン音で行う」と定めている。聴覚障害者に加え、一般の海水浴客も波や風の音次第では聞き取れず、逃げ遅れが懸念されていた。
同庁は昨年10月、外部有識者による検討会を設置し、オレンジ色や赤色など複数のデザインの旗を海水浴場で用いるなどして検証。その結果、船舶間で海上に危険があることを示す旗のデザインとして国際的に利用されている「赤白格子」(U旗)が遠くからも見やすく、採用を決めた。津波注意報や大津波警報も同じ旗を使う。
読売新聞オンラインより引用https://www.yomiuri.co.jp/national/20200213-OYT1T50176/
今年6月をメドに省令を改正する。
さまざまな状況を想定し、どんな人でも避難できるように準備することが大切だと感じます。
海でこの旗を見たら避難する、と覚えておきましょう。