災害に強い企業づくり
阪神大震災を教訓にし、防災訓練を続けている企業です。
大災害を防ぐことはできなくても、このような活動で被害を少なくすることはできるのではないでしょうか。
三ツ星ベルトのような企業が増えることを願います。
三ツ星ベルト 広告塔前で最後の防災訓練
災害に強い企業づくりに向け、産業用ベルト大手の三ツ星ベルト(神戸市長田区)は22日、総合防災訓練を本社で開いた。従業員や住民、消防署員ら約500人が参加。25年前の阪神・淡路大震災で長田区を目指すボランティアの目印になり、5月末に解体撤去される広告塔の前で、放水や救助などの流れを確認した。
阪神・淡路の翌年から、毎年1月17日ごろ実施。勤務時間中に震度6強の地震が発生し、けが人が出て火災も起きたほか、大津波警報が出されたと想定した。参加者は、工場屋上のけが人役をはしご車で救出、一斉放水では垣内一社長が先頭に立ちホースを握った。土のう積みや屋内消火栓からの放水、津波避難所への避難も体験した。
従業員でつくる自衛消防隊の保井剛太郎隊長(68)は「今までの災害を教訓に、次の災害に備えることが重要。一人一人が緊急時の役割、行動を再確認し、身に付けていただければ」と話した。最後に、阪神・淡路でも倒れず、約60年間地域を見守ってきた広告塔に向かい、全員で拍手をした。
神戸新聞NEXTより引用https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/movie/new/202001/0013054642.shtml