阪神淡路大震災から25年
今日で阪神淡路大震災から25年経ちました。
どれだけの被害があったのか改めて振り返りたいと思います。
観測史上初の震度7
神戸新聞NEXTより引用https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/graph/sp/p1.shtml
1995年1月17日火曜日 午前5時46分、 兵庫県南部地震が発生し、国内史上初の震度7が観測されました。 関連死を含めた死者が6434人、住宅被害が約64万棟の大震災。 2月14日、政府は「阪神・淡路大震災」という呼称を決めました。
近畿、西日本で大きな揺れ
北緯34度36分、東経135度02分、震源の深さ16キロメートル。 淡路から神戸、阪神間にかけて走る活断層群が膨大なひずみエネルギーを放出しました。 神戸市須磨区から芦屋、西宮、宝塚へと続く地域では、 おおむね30パーセント以上の家屋の倒壊があった地域が震度7と定義されました。
被害総額9兆9268億円 国予算のほぼ1割の規模
神戸新聞NEXTより引用https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/graph/sp/p1.shtml
大都市直下型の地震による経済被害は甚大で、住宅、店舗、工場などの建築物約5兆8000億円、 港湾や道路などの社会基盤約2兆2000億円、ライフラインが約6000億円に達しました。 被害総額9兆9268億円は国の予算規模(2014年度一般会計95.9兆円)のほぼ1割に相当します。 被害総額に比較的近いものでは、東京と大阪を結ぶリニア中央新幹線の総事業費(約9兆300億円)、 賠償や除染に関する東京電力への資金支援枠(9兆円)があります。 2011年3月発生の東日本大震災の被害額は約16兆9000億円と推計されています
供給網はずたずたに
神戸新聞NEXTより引用https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/sinsai/graph/sp/p3.shtml
寸断されたライフライン。
神戸市全域で水道が復旧したのは発生から3カ月後でした。
蛇口をひねっても出ない水。消えたままの街の灯(あか)り。つながらない電話。 快適で安全な生活に欠かせないライフラインは一瞬にして途絶えました。 配水管を中心に被害を受けた水道は、兵庫県内の10市7町(当時)で、 全給水戸数の90%にあたる126万6000戸が断水。 全国からの応援を受けながら、懸命の復旧作業が続きました。
こうして振り返ってみると、甚大な被害だったことがよくわかります。
当日が昨日のことのように思い出され、そんなに経つのか、、、という気もしますが、25年も経てばこの大災害を知らない世代も増えているということになります。
風化させることなく、大災害で得た無数の教訓を胸に、今一度防災意識を高めることが必要だと感じます。