異常震域とは??
こんにちは。株式会社Rayoflightの木村です。
昨日、三重県を震源とした地震がありました。
三重県南東沖の深発地震で異常震域 南海トラフ地震とは別要因(ウェザーニュース) – Yahoo!ニュース
でもこの地震は、震源地の三重県ではあまり揺れず、太平洋側の東北や関東で揺れが観測されました。
どうして、、、?と思いましたが、今回の地震は非常に深い所で発生する「深発地震」と呼ばれるもので、震源から遠方が揺れるのは、「異常震域」という現象のようです。
聞きなれない、この異常震域とはなんでしょうか?ちょっと調べてみました。
異常震域とは➡一般的に、地震の揺れは震源に近い場所ほど強く、震源から遠い場所ほど弱くなります。しかし、
深い場所で発生する地震(深発地震)では、震源に近い場所より遠く離れた太平洋側の場所の方が強く揺れる場合があります。
深発地震が発生すると、震源に近い真上には、地震波が減衰しやすい領域を通るために揺れが弱まって伝わる一方で、太平洋側には、地震波が減衰しにくい海洋プレートを通るために揺れがあまり弱まらずに伝わります。その結果、震源に近い場所よりも遠く離れた太平洋側で震度が大きくなり、このことを「異常震域」と呼びます。
「異常」とありますが、特に異常な地震というわけではなく、時々ある地震の現象のひとつのようです。
震源が遠いからと言って、大丈夫というわけではないんですね。
また改めて身の回りの「防災」を見直してみましょう。
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