週刊地震情報 2021.4.4
こんにちは。株式会社Rayoflightの木村です。
2021.4.4の週刊地震情報です。
この1週間で国内で観測された地震回数は、前週に比べると少なくなりました。本州の内陸を震源とする地震がやや目立ち、宮城県沖・福島県沖の地震も継続中です。震度3以上の地震は4回発生しました。(3月29日~4月4日10時の集計)
国内:駿河湾でM3.9の地震 最大震度は3
3月31日(水)3時08分頃、駿河湾を震源とするマグニチュード3.9、深さ約25kmと推定される地震が発生しました。この地震により静岡市で最大震度3、伊豆市や富士宮市などで震度2を観測しています。地震のメカニズムは北北東ー南南西方向に圧力軸をもつ、逆断層型と解析されています。(震源は速報値の静岡県中部から暫定値で駿河湾に変更)
駿河湾を震源とする最大震度3以上の地震は、2018年8月以来、約3年ぶりです。また、2011年8月にはマグニチュード6.2、2009年8月にはマグニチュード6.5の規模の大きな地震が発生し、被害も出ています。
今回の地震の震源は、発生が懸念されている南海トラフ巨大地震の想定震源域の東端にあたるものの、地震のメカニズムや深さなどからプレート境界型ではないと見られます。
この地震で過度に心配する必要はないものの、南海トラフによる巨大地震はいつ発生してもおかしくありません。常日頃からの備えが必要です。
ウエザーニュースより引用https://weathernews.jp/s/topics/202104/030225/
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