もし職場で地震が起きたら…
こんにちは。(株)Rayoflightの木村です。
確かに、防災というものは儲かる話ではないし、なかなかそこにまで手が回らないのが現状かもしれませんね。
ただ、直接的ではなくても、備えていたことが結果会社や従業員の利益につながる重要なことではないかな、とも思います。
手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「防災FRONT LINE」。2月13日(土)の放送では、防災コンサルティング会社・サイエンスクラフト代表取締役社長の竹本加良子さんに「勤務先で被災したときの問題と対策」について伺いました。
いつ起こるかわからない、地震などの大規模災害。あなたは、職場での災害対策をおこなっていますか?
サイエンスクラフトは、企業に対して、災害時など不足な事態に備えるための「事業継続計画」を手掛けています。
まず、勤務中に災害が起きるとどういうことが考えられるのでしょうか。
竹本さんは「建物が倒壊したり、それ以外にも液状化の危険が高い地域では、段差ができたりマンホールが飛び出したりします。
また、道を歩いているときには、ブロック塀が倒れてきたり自動販売機が転倒したり、そういったことが考えられます。
オフィス社内では家具が転倒したり、オフィスビルのエレベーターが停止して閉じ込められてしまったりするケースも考えられます」と例を挙げます。
ひと括りに“勤務中”といっても、オフィス社内での作業や外での仕事、また、在宅勤務中など、いろいろなパターンが考えられますよね。
東京都では、東日本大震災を機に「帰宅困難者対策条例」を定めています。
この条例は、事業者に対し、大規模災害が発生して、鉄道などの公共交通機関が使えなくなったとき、社員を帰宅させるのではなく、事業所などの施設内に留めることなどを求めています。
そのため、3日間分の水や食料、寝泊まりさせるための毛布などの備蓄をしておかなければいけないとされています。
会社の対応を把握しておくこと、また、会社だけではなく、私たちが備えることも大切です。
私たちができることについて、竹本さんに伺いました。 「あなたの職場が(災害で)なにかあったときにどれだけ浸水するのか、ハザードマップを見て確認をしているかどうか、それを確認する。また、オフィスビルが耐震化されているかどうかを把握しておくことも大事です。あとは、むやみに帰宅しなくてもいいように、家族と連絡が取れるようなルールを決めておく。会社に留まるときに“自分にとって必要なもの”をすべて会社が配布してくれるわけではないので、(必要なものは)机の引き出しに入れておく、などといった対策もいいかなと思います」コンタクトレンズや自分が飲んでいる薬、場合によっては替えの下着なども必要になるかもしれません。また、こんなところにも問題があると竹本さんは言います。
Yahoo!ニュースより引用https://news.yahoo.co.jp/articles/451c38f210bb8aa4ceefa7ac57e65f75d3437486
「防災って、日常の業務じゃないんですよね。直接的に儲かる話ではなくて、なかなか進めがたいんですけど、いざというときに社員の命を守る、自分たちのすごく大事な事業をお客様に迷惑をかけないように続けていくために、対策を進めておくことはとても重要です。それは、経営者側がどういう意識を持つかにもよると思いますし、社員のみなさんから声を上げていくことも大事かなと思います」
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