大型遊具が避難施設になる防災公園 平時は観光スポット
こんにちは。株式会社Ray of lightの木村です。
すごい!かわいい!この遊具が非常時はテントになるなんて素晴らしいですよね。
日頃から親にも子どもたちにも防災意識を持ってもらえる、いい取り組みだと思います。
山口県防府市の三田尻中関港で、災害発生時に大型遊具が避難施設になる新たな防災公園が完成した。全国的に珍しい取り組みで、平時は観光スポットとして活用する。一帯は周囲の地形などから地震や津波、高潮に比較的強く、県が防災エリアとして指定し、支援物資などの海上輸送拠点に位置付けている。近くに道の駅があるため、普段は家族連れに遊具で楽しんでもらおうと市が計画した。
毎日新聞オンラインより引用https://mainichi.jp/graphs/20200814/mpj/00m/040/014000f/1
約1億円で県有地に整備し、新築地町防災公園と名付けた。
メインになるのは、地元の代表的な魚メバルをイメージした高さ11メートルの大型遊具だ。下半分にテントを張り巡らすことで雨風をしのげ、約100平方メートルの広さを確保して避難シェルターの機能を持たせた。
また幼児などが乗って遊ぶ遊具は、手押し車にもなるよう設計し、太陽光で蓄電する照明灯にはUSB充電器なども設けている。災害発生時に市職員が設営する。
14日に公園を活用した防災訓練があり、警察や消防、市内に住む防災士など約30人が参加した。震度6の地震発生を想定して、隣接する道の駅の2階から、負傷者に見立てた人形をはしご車で救助し、防災公園へ避難した。
参加者はメバル形遊具の中に入って広さを確認したり、用意された段ボールベッドを活用したりしていた。防災士の一人で、防府市に住む木原多己江(たみえ)さん(60)は「日常と遊びをセットにした発想が子供や親に防災意識を伝える点で良い。さらなる訓練などを通じて地域全体の防災力向上に活用できる」と話した。
国土交通省公園緑地・景観課によると、遊具に避難施設としての機能を持たせた防災公園は全国でも例が無く、先進的という。
公園の一般利用開始は11月初旬の予定だが、災害発生時はすぐに避難施設として使用する。
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