週刊地震情報 2020.8.2
こんにちは。株式会社Ray of lightの木村です。
2020.8.2の週刊地震情報です。
国内:和歌山県南部で最大震度3
8月1日(土)12時15分頃に和歌山県南部を震源とするマグニチュード4.2、深さ約50kmと推定される地震が発生しました。この地震で和歌山県田辺市と白浜町で最大震度3、大阪府堺市や三重県尾鷲市などで震度2を観測しています。和歌山県南部を震源とする震度3以上の地震は、2016年11月以来のことです。
和歌山県南部には知られている活断層こそないものの、マグニチュード5~6クラスの地震が発生しています。1950年にはマグニチュード6.5の地震があり、少し離れた京都市で震度4を観測した記録があります。
和歌山県はこうした内陸部での地震だけでなく、紀伊水道を震源とする地震や南海トラフ巨大地震の影響も受けやすく、日頃からの対策が欠かせません。
世界:アラスカ沖でM6.1 7月22日のM7.8と関連か
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は3回発生しています。最も大きなものは2日(日)にフィリピンのミンダナオ島付近で発生したマグニチュード6.4の深発地震です。
7月28日(火)にはアラスカ沖でマグニチュード6.1の地震が発生しました。22日(水)に発生したマグニチュード7.8の震源の少し西側の領域です。地震のメカニズムは北西ー南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と同じですが、余震域からは少し離れています。必ずしも余震とは言えないものの、同じプレートの沈み込み領域で発生した地震と考えられます。
今回は地震の規模がマグニチュード6台の前半とそれほど大きくなかったため、津波の発生はありませんでした。
ウエザーニュースより引用https://weathernews.jp/s/topics/202008/020095/
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