変化の10月
ご無沙汰しております。持山です。
サボりすぎました。気づけば10月になり過ごしやすい時期になりました。
10月から変わったことを話題に書いていこうと思います。
今月より社会保障制度の改正がありました。令和2年改正年金法ですね。
人口減少が目に見えているため社会保障費の拡大は確実になっています。また働き世代の非正規雇用が多くこの層の方に将来の年金を増やしてもらいたいということから社会保険への加入が義務化されていきます。
数年前から段階的に改正されているわけですが今月からは従業員51人以上100人未満の企業で働くパート、アルバイトの方で社会保険の加入が義務化されました。
(労働時間や、年間賃金105,6000円以上等条件あり、106万の壁)
50人未満の企業は、社会保険加入義務は以前と同様に130万円の壁です。
いずれはすべての企業で適用される流れになっていくかと思いますし、その先には年収の壁というのも消えていく可能性もあるかもしれません。
また今月からは最低賃金も上がります。
今までと同じ働き方をしていても社会保険の加入により手取りが減る可能性があります。
社会保険加入によるメリットももちろんあるので悪いわけではないのですが、目先のお金が減るというのはいい思いはしないものだと思います。
働き手からしてもこの改正というのは働き方に大きな影響を与えていくのは間違いないと思いますが、一方企業側からしても社会保険の負担というのは重いものですが、これからの日本は非正規雇用のような安価な人手というのは手に入らないようになっていく時代です。
少ない人出でいかに付加価値を上げていくかというのが重要になってくるのではないかと思いますし、人が辞めない環境であったり、働きやすい環境の整備というのが重要になってくるのではないでしょうか?