年金制度
こんにちは。株式会社Rayoflightの持山です。
今年も残り1か月になりました。寒さも増してきていますので体調管理しっかりしていきましょう。
最近、厚生年金の財源を国民年金に振りわける、という話がありましたね。
以前より国民年金においては今後の給付率の低下が問題でした。年金は世代間扶養のため少子高齢化によるバランスが崩れ国民年金の財源が悪化しています。
将来的にも給付の低下が予想されているので給付を底上げしないといけないというのが現状です。
この問題に対して厚生年金の一部を国民年金の給付に充てるという具体策が出されました。
内容としては基礎年金のマクロ経済スライドによる給付調整の早期終了について、在職老齢年金制度について、標準報酬月額の上限について、でした。
要は、厚生労働省は基礎年金を増やそうとしているのでマクロ経済を早期に終了しようとしているが、財源がないので在職老齢年金の見直しや厚生年金の標準報酬月額上限引き上げ案が検討されている、ということです。
中身に関して書くと長くなりそうなので省きますが、現状ではこのような話が出てきているみたいです。
先日も今回の話とは異なりますが、高額療養費制度の改定についての話し合いもされていました。これらは財源を税収としているためどちらにせよ将来に対する不安というのはぬぐえないのではないでしょうか。